こんにちは、こーにゃんです。
さっそくですが、食品ロス(フードロス)という言葉を知っていますか?
この記事の結論は30秒で読めます。詳しく知りたい方はさらに読んで頂けると嬉しいです。
食品ロスについて知りたい!
世界と日本の食品ロス事情について知りたい!
食品ロス削減に貢献したい!
この記事の結論
食品ロスを正しく理解しましょう。
- 食品ロス(フードロス)とは「本来食べられるのに捨てられてしまう食品」
- 英語ではFood Loss and Waste(フードロスアンドウェイスト;食品の損失と廃棄)
- 食品ロスによる温室効果ガス排出量は全体の約10%
億もの食品が捨てられてるんだって!?
- 世界の小売、外食、家庭の食品廃棄量(可食&非可食)は9.3億トン
- 食品廃棄量のトップ2は中国とインド、一人当たりではナイジェリア
- 日本の食品ロス量(可食のみ)は順調に減少、2030年目標に対して進捗率93%
食べチョクを通して食品ロスに貢献してみました。
- 生産者と個人や法人が直接商品を販売できるプラットフォーム
- 形が悪いだけで味は問題ない規格外品の販売や生産者直伝のレシピで食品ロス対策
- 購入を通して生産者との親近感をリアル体験できる
ここまで読んで頂きありがとうございます!
さらに詳しく知りたい方は読み進めてください。
超簡単に解説 | 食品ロス
- 食品ロス(フードロス)とは「本来食べられるのに捨てられてしまう食品」
- 英語ではFood Loss and Waste(フードロスアンドウェイスト;食品の損失と廃棄)
- 食品ロスによる温室効果ガス排出量は全体の約10%
フードロスと言わずに食品ロスで覚えましょう!
なぜ食品ロスが問題なの?
私自身も子供の頃から「世の中には食べたくても食べれない人もいる」と親に食べ物を粗末にしないように厳しくしつけされましたが、現代では別の視点から重要性を問うことができます。
食品ロス(Food Loss and Waste)による温室効果ガス排出量の割合は国際連合環境計画(UNEP)によると全体の8〜10%とされています。
食品を廃棄するだけで10%!?
ポジティブに考えれば食品ロスを削減することは温室効果ガスを10%削減できるポテンシャルを秘めていることになります。
食品ロス由来の温室効果ガス排出とは廃棄される食品を生産、輸送、販売、消費される際の生産活動に伴うエネルギー、廃棄する際の処理に伴うエネルギーや腐敗に時に発生するガス(メタンガス)も含まれます。
温室効果ガスを削減するために一般家庭でも「無駄に買う、食べ残す、捨てる」を辞めることで地球温暖化の抑制に貢献できるのです。
家計の支出を減らして食品ロスも減らす、良いことしかないです!
データで解説 | 食品ロス
- 世界の小売、外食、家庭の食品廃棄量(可食&非可食)は9.3億トン
- 食品廃棄量のトップ2は中国とインド、一人当たりではナイジェリア
- 日本の食品ロス量(可食のみ)は順調に減少、2030年目標に対して進捗率93%
世界の食品廃棄事情
世界銀行の発表によると国際連合食糧農業機関(FAO)の2015年レポートでは食品廃棄物(可食、非可食含む)は13億トン、生産される食品全体の約30%、一人当たり年間約169kgと計算されます。
以下のデータは国際連合環境計画(UNEP)の2021年レポートから引用しています。掲載範囲は小売、外食、家庭から廃棄される可食と非可食が含まれ、2019年に集計できる各国の最新調査結果です。
食品の廃棄量(小売&外食&家庭)は世界で9.3億トン、食品生産全体で約17%に当たるとされ中でも家庭由来が6割を超えると報告されています。
国別の年間食品廃棄量は中国、インド2ヵ国で約3億トン、世界の1/3を占めており、日本は215ヶ国中16位のでした(日本は農林水産省(2017年度公表)の2014年度推計値)。
ただし単純な廃棄量並べただけでは真実は見出せず、例えば年間廃棄量のトップ20ヶ国はそのままに人口で割ることで一人あたりの廃棄量を見てみます。
一人当たりの廃棄量はナイジェリアが最も多い結果で、世界銀行のレポートによればアフリカの地域は保管や冷蔵に課題を持つとされており、調査結果には生産段階の廃棄量が家庭要因に含まれている可能性があります。
年間廃棄量がダントツに多い中国とインドは人口を考慮するとダントツに多いとは言えず、日本と比較しても大して変わらない可能性があります。
日本の食品ロス事情
以下のデータは農林水産省の2022年6月公表から引用しています。掲載範囲は食品生産から消費の可食部分のみで2020年推計結果です。
食品ロス(可食部のみ)は522万トン(家庭由来247、事業由来275)と推計されており、人口1.2億人に対して一人当たり年間41kgが廃棄されていると公表されています
(41kgは米10kg袋が約4つ分のイメージ)。
SDGsにおける2030年目標は2000年比半減とされており2020年現在で進捗率93%(家庭由来;85%、事業由来;99%)であり、家庭由来の食品ロス削減が課題となりそうです。
国や地方自治体、事業者の呼びかけや取り組みに一個人や一家庭レベルで賛同し協力することで家庭由来の食品ロス削減に貢献できます。
ビジネス紹介 | 食べチョク
- 生産者と個人や法人が直接商品を販売できるプラットフォーム
- 形が悪いだけで味は問題ない規格外品の販売や生産者直伝のレシピで食品ロス対策
- 購入を通して生産者との親近感をリアルに体験できる
生産者のこだわりが正当に評価される世界へ
消費者が産地直送で安全で美味しい食材を食べることができる当たり前の社会を維持するためには、生産者も適切な利益を獲得して生産活動を継続できる環境が不可欠です。
食べチョクは持続可能な一次産業の構築を目指し、生産者と個人や法人が直接商品を販売できるプラットフォームを提供しています。
「生産者のこだわりが正当に評価される世界へ」は食べチョクが持続可能な一次産業を構築すためのビジョンです。
- 鮮度が良い
- 味がよい
- 産地がわかる
- 生産者とのつながりが持てる・嬉しい(お手紙など)
- 生産者に多くの利益が還元される
引用:食べチョク
登録生産者数は7000件以上、ピッタリな出会いがあるかも。
持続可能な一次産業を育んでいく
一般市場では販売できない形の悪いだけで味は変わらない規格外品や未利用魚といった生産者のこだわりが詰まっているが廃棄されてしまう食材を生産者が直接販売することを支援して食品ロス削減に貢献しています。
さらに「美味しく食べてSDGsに貢献しませんか」と呼び掛けて「生産者直伝の食品使い切りレシピ」として普段捨ててしまいがちな非可食部分の活用法や余り物のリメイクを紹介されています。
食品ロス削減に貢献されている商品を購入ました。
購入を通して生産者との親近感が湧くよね。
まとめ
- 食品ロス(フードロス)とは「本来食べられるのに捨てられてしまう食品」
- 食品ロスによる温室効果ガス排出量は全体の約10%
- 世界の小売、外食、家庭の食品廃棄量(可食&非可食)は9.3億トン
- 日本の食品ロス量(可食のみ)は順調に減少、2030年目標に対して進捗率93%
この記事の詳細なまとめは記事冒頭をご覧ください。
生産者が一生懸命作った食品を廃棄することなく残さず美味しく食べて食品ロス削減に貢献してみてはいかがでしょうか?
最後まで読んでいただき感謝!とても嬉しいです!
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