簡単に解説 | 『エシカル』ってなに？

さっそくですが、エシカルという言葉を知っていますか？

エシカルとは？

「エシカル」は日本語では「倫理的な」と訳され「人として守り行うべき道」という意味です。

教育の場では「道徳」、日常的には「モラル」という方が馴染みがあるかも知れませんね。

「法律やルールで縛られない人や地球環境、社会、地域に配慮した考え方や行動」として最近注目されているキーワードが「エシカル」です。

サステナブルと何が違うの？

結論から言うと、サステナブルとエシカルはお互いに親和性の高いキーワードです。

サステナブルを解説した記事では「人や環境にとって快適な状態」と解説したのに対して、エシカルは「人や環境にとって快適な行動」と解説しました。

つまり、それぞれ分けて使えますし、「サステナブル（持続可能な）状態を実現するためのエシカル（倫理的な）行動」と組み合わせて使うこともできます。

トレンド解説 | エシカル

日本ではサステナブルの方が一般的である一方で、エシカルも徐々に右肩上がりで注目を集めつつあるキーワードです。

この記事をご覧頂けた読者様は、今後ますますエシカルが注目されたときには周りの人より一歩リードできそうですね。

圧倒的に「エシカル 消費」が注目されています。

消費者それぞれが各自にとっての社会的課題の解決を考慮したり、そうした課題に取り組む事業者を応援しながら消費活動を行うこと。

出典：消費者庁HP

まさに持続可能な開発目標（SDGs）のNo12「つくる責任 つかう責任」にあたる取り組みです。

「home エシカル」でgoogle検索上位表示されるのは、一般社団法人エシカルのです。

2015年設立の若い団体ですが「エシカルについてもっと深く学びたい！」と思った方にとってはとてもありがたいサイトだと思います。

「とは」「簡単に」もサステナブルと同じく上位検索にランクインしているようで、やっぱり「エシカルってなに？」って思っている方がいるようです。

ここまで読んで「エシカルって何だったっけ？」と思った方は記事の最初に戻ってみてください。

またサステナブル同様に「earth music&ecology」「gu」「h&m」などの「企業」や「ブランド」、特に「アパレル」に注目されているようです。

最後に検索上位2位タイの「エシカミー」。

私も最初はそう思いましたので、おそらく同じように「なに？」って思った方もいるかと思います。

「エシカミー」は化粧品や日用品、食品を通じてサスティナブルな商品を販売するショップです。

詳しくはこの後の【ビジネス紹介】でご紹介しますね。

サステナブルと同じく「アパレル」に関するツイートもされていますが、エシカルは「オーガニック商品」や「化粧品、日用品」に関するツイートが目立ちますね。

「エシカル消費」の言葉そのままに、サステナブルよりエシカルの方がより消費材に関連強いキーワードのようです。

ビジネス紹介 | エシカミー

エシカミーは株式会社ピー・エス・インターナショナルが運営するECブランドショップです。

独自基準「The ethical clean standard」をクリアしたオーガニックやクリーンな製品のみ取り扱っています。

取り扱う商品の詳細ページごとに環境に配慮していることが「商品説明」や「ブランドストーリー」で明記されています。

オーガニック製品だけでなく、海洋プラスチックを使用するなど多岐に渡りエシカルにこだわった商品が揃っています。

本当は海にプラスチックごみを出さないことが重要なのですが、海洋プラスチックを使用＝ごみを減らすという意味ではエシカル消費の1つと言えると思います。

おそらく理由は「手に届きやすい」、つまり「身近な店舗で購入可能な商品」だからだと思います。

下のマップの通り全国のcosme kitchen、東急ハンズ、イオンなどで実際の商品を見て、購入することができます。

とはいえ、近くに店舗がない所にお住いの方はECショップからエシカル消費をお試ししてみてはいかがでしょうか？