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世界の貧困を知ることから始める私たちに出来ること

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こーにゃん

こんにちは、こーにゃんです。

さっそくですが、世界の貧困は良くなっていると思いますか?

この記事はこんな人にオススメ
  • 世界の貧困の現状について知りたい!
  • 世界の貧困問題にちょっとだけ詳しくなりたい!
  • 脱・貧困のために私も貢献がしたい!
この記事を書いた人
\ こーにゃん
  • 『トレビズブログ』運営者
  • 事業開発系の仕事経験を持つ40代会社員
  • データサイエンス経験1年の駆け出し
  • トレンドとビジネスのコラボで有益な情報発信
目次

世界の貧困は改善している

こーにゃん

まず結論を押さえておきます。

世界の貧困は改善している
  • 1993年から2017年で貧困率は大きく改善している
  • 2017年時点で中国とインドは大幅に改善され貧困層はアフリカ大陸に分布
  • SDGs目標2030年までに極度の貧困をなくすことは難しい

2030 年までに、現在 1 日 1.25 ドル(*)未満で生活する人々と定義され ている極度の貧困をあらゆる場所で終わらせる。

出典:SGDs17のゴール1貧困よりターゲット1.1
データの留意事項
  • 本記事では世界銀行が定義している1.9米ドル未満を1.25ドル未満に置き換えます。
  • 1993年、2017年データは各時点で公表されている直近最新のデータを意味します。

世界の貧困は大きく改善している

参照データ:世界銀行

1993年から2017年の24年間で世界人口は1.4倍に増えた一方で貧困人口は0.35倍と減少し貧困率は34.4%から8.7%に減少していることから世界の貧困は改善されていることが分かります。

中国とインドが大幅改善、貧困層はアフリカに分布

参照データ:世界銀行

大陸別に見るとアフリカ大陸の貧困率が高い水準にある一方でアジアの貧困率は大きく改善しました。

参照データ:世界銀行

国別に見るとアジアの貧困率改善は中国やインドの寄与が大きいことが分かり、特に中国は1%を切るまでに改善し日本(0.73%)より低い貧困率です。

参照データ:世界銀行

貧困率上位はアフリカ大陸(グレーライン)に集中しており、アジア(アラブ地域)でもイエメンは政情不安や2011年のイエメン危機によって経済状況が悪化したことにより貧困率が上昇しています。

2030年までに極度の貧困はなくならない

参照データ:世界銀行

SDGsの目標は2030年までに極度の貧困をなくすことであり、1993年から2019年の世界平均貧困率推移から2030年にはほぼ0%となり目標を達成する予測になります。

こーにゃん

本当に上手くいくの?

参照データ:世界銀行

2001年以降で貧困率の減少が加速しているものの2013年からは減少が軟調していることが窺えます。

世界銀行は2017年までのデータからは2030年に世界の平均貧困率が3%になると予測していましたが、2020年以降のCOVID-19感染症流行により世界で約8800万人が極度の貧困に陥り2020年は9.1%と2017年の水準に後退したと予測しています。

このためSDGsが掲げる2030年に極度の貧困をなくす目標は達成が困難な状況であることが分かります。

こーにゃん

じゃあSDGsなんて意味ないじゃん!?

目標達成はもちろん大切ですが最も重要なのは「世界の貧困は改善している」という事でありSDGsの目標を達成できないから貧困対策を辞める理由にはならず継続的に取り組むべき課題です。

貧困に対して私たちが出来ること

こーにゃん

貧困のために出来ることはないの?

主な貧困対策組織
  • 政府間協力である政府開発援助(ODA)
  • 民間協力である非政府組織(NGO)や非営利組織(NPO)
  • 国際児童基金(ユニセフ)

政府開発援助(ODA)は日本を含めた29カ国と欧州連合(EU)を加えた30のメンバーで開発援助委員会(DAC)を構成しています。

毎年9月から10月で開催されるグローバルフェスタJAPANはODAが主催する国内最大級の国際協力イベントです。

お笑い芸人やスポーツ選手、多数の著名人によるライブやセミナー、体験プログラム、NPOやNGOなどの活動報告や世界各国料理が楽しめるフードコーナーなどまさにお祭りです。

その他では非政府組織(NGO)や非営利組織(NPO)、国際児童基金(ユニセフ)の取り組みに参加することで誰でも貧困対策に貢献することができます。

誰でも出来る貧困対策に貢献する方法
  • イベントに参加する。
  • スタディーツアーに参加する。
  • 寄付や募金をする。

イベントは各組織のセミナーやインターンなどで貧困問題を学ことができ、スタディーツアーは開発途上国に行ってリアルな現状を知ることができます。

寄付や募金で実店舗内に設置されたボックスに使用しなくなった本や服、お金を投じることで手軽に貧困対策に貢献できます。

またNPO等が企画するインターネット上から申し込むことができる寄付は毎月定額を銀行口座やクレジットカードから引き落とすので、実店舗へ荷物やお金を持ってボックスに入れにいく手間を省きながら気兼ねなく貧困対策に貢献することができます。

各組織活動詳細はホームページを参照ください。

まとめ

世界の貧困は改善している
  • 1993年から2017年で貧困率は大きく改善している
  • 2017年時点で中国とインドは大幅に改善され貧困層はアフリカ大陸に分布
  • SDGs目標2030年までに極度の貧困をなくすことは難しい
誰でも出来る貧困対策に貢献する方法
  • グローバルフェスタJAPANに参加する。
  • イベントに参加する。
  • スタディーツアーに参加する。
  • 寄付や募金をする。

ちなみに2017年時点で日本の極度の貧困率は約0.7%で人口1億人では70万人が極度の貧困状態で生活する計算です。

こーにゃん

つまり「貧困問題は遠い国の出来事じゃないよ」ってことです。

ギブ/GIVEの精神で手軽に始められる寄付や募金で貧困問題に手を差し伸べることで、「誰かの役に立っている!」と自己肯定感を与えてくれる(テイク/TAKE)ので、素晴らしいギブ&テイクの関係を築くことができますね。

こーにゃん

最後まで読んでいただき感謝!とても嬉しいです!

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