図解で簡単にわかる『フェアトレード』でSDGsに貢献

さっそくですが、フェアトレードという言葉を知っていますか？

フェアトレードとは？

その昔、国産品より輸入品の方がとてつもなく安かった記憶はないでしょうか？

例えば生産者の賃金が日本より低い場合は国産品よりも輸入品の方が安くなる可能性があります。

製品の価格を抑えるために生産者に対して安い賃金、劣悪な環境で労働を強いられているとしたら異常に安い製品が流通されているのは考えものです。

逆にもし価格の安さ故に安心して利用できない製品が私たちの生活に流通されたら困りものです。

つまり、安心できる製品を生産するには適切な労働環境が必要であり、製品を作る人と受け取る人がお互いにサステナブル・・持続可能なフェアトレード（公正な取引）が重要です。

超簡単に解説 | フェアトレード

フェアトレードを1分で解説

フェアトレード製品価格は市場価格の下落時でも生産者の利益が損なわれないように保証価格（フェアトレード価格＋プレミアム）が設定されています。

フェアトレードでSDGsに貢献

フェアトレードプレミアムで獲得した利益の使い道は持続可能な開発目標（SDGs）に使われています。

フェアトレードプレミアムのSDGsへの使い道は生産組織の規模で特徴的な違いを見ることができます。

小さな規模の生産組織では自らの生産力を強化するため、つまり飢餓に対応する農作物の生産のために使用されます。

大きな規模の生産組織では生産は安定しているため労働者へ還元される、つまり教育や雇用維持のために使用されます。

フェアトレード商品ってどんなもの？

フェアトレード商品は食品農産物が大部分を占め、その他では植物由来製品やスポーツボール、金などが含まれます。

フェアトレード認証を受けた生産組織はペルー、コートジボワール、インドにたくさん存在しているようです。

世界の国別貧困分布（2017年世界貧困率基準）からアフリカに高い貧困率の国が集中していることを考えるとフェアトレードの課題はアフリカへの更なる普及だと考えられます。

フェアトレード関連商品 | ザボディショップ

1987年に世界に先駆けてフェアトレードに取り組んだのが「ザボディショップ」です。

国際的な連携組織であるフェアトレードインターナショナルの設立が1997年、日本のフェアトレードジャパンの設立が2004年（前身は1993年設立）であることからも“10年も”世界に先駆けて取り組んでいることがわかります。

すぐれた自然原料を持つ世界各地の農家や生産者とコミュニケーションを交わし、公正な取引を長期に渡って行うこと。それは、製品づくりに反映させるだけではなく、そこに住む人々の文化や伝統を守り、自立した生活と環境保護を支援することにつながります。

出典：ザボディショップ-コミュニティフェアトレード

さらっとした乳液タイプでベタつかず使用感も良く、伸びやすいので1回あたり少量の使用で十分です。

あえて改善して欲しい点を挙げるとすれば「液漏れ」です。

ワンハンドで開閉できる蓋で使いやすいのですが、蓋を閉める（パッチン）時に勢いで抽出口に液が少し漏れてしまうので、蓋を閉める前か後に抽出口を拭き取ることをオススメします。

私が愛用するボディーローション以外にもフェアトレードに基づいたシンプルかつオシャレな化粧・美容品類を数多く取り揃えているので興味がある方はチェックしてみてください。

まとめ

「ゴールデンサークルって何？」と聞かれたらこのように答えましょう↓

フェアトレードについてもっと詳しく知りたいという方はNPO法人フェアトレードジャパンを参照してみてください。

英語ができる方やデータを取得したい方は国際機関フェアトレードインターナショナルの公式HPも有用です。

最後にフェアトレードに関する動画を記事に載せておくので本記事と合わせてざっくりとした理解に役立ててください。